サムイエ・ゴンパ/桑耶寺 sangyesì
チベット仏教建築を代表する寺院
サムイエ・ゴンパ/桑耶寺 sangyesì
ダナンの北東部、ヤルンツァンポ川の北岸に位置するチベット仏教建築史上の最高傑作ともいわれる寺院で、その創建は8世紀中期まで遡る。
吐蕃国のティソン・デツェン王(755~797年)は、仏教を国教に定めインドのヴァーラナシー国からパドマサンバヴァ(グル・リンポチェ)を招き、寺院の建立と教義の流布に努めさせた。
サムイエ・ゴンパの建設は762年に始まり、17年の歳月をかけて完成した。そこでティソン・デツェン王は、クン・ルイエー・ワンポなど7人の貴族を出家させ、これによりチベットで初めて仏法僧の三宝の揃った完全な寺院が誕生した。
9世紀中期にはボン教の再興により一時閉鎖されたが、10世紀後期に再び仏教が勢いを取り戻すと、ニンマ派の中心寺院として発展を遂げていった。火災などで幾度か再建されているが、現存するものは、18世紀にダライ・ラマ7世が再建し、さらに1945年にレティン・ゴンパ「熱振寺」の活仏が修復したものだ。
このサムイエ・ゴンパの建築形式は仏教密宗の「壇城」(すなわち曼荼羅)に似ており、密宗の曼荼羅を模して建てられたという見方もあると、仏教の説く宇宙観を立体的に再現していることで有名だ、巨大で完全な建築群の総面積は約2万5000平方メートル余りである。
サムイエ・ゴンパ/桑耶寺 sangyesì
ウツェ大殿「烏孜ラガン」は仏教世界「宇宙」の中心である須弥山を、太陽殿と月亮殿は宇宙における太陽と月を、ウツェ大殿の四隅には黒、赤、白、緑の4塔が建てられ、四天王(東=持国天、西=広目天、南=増長天、北=多聞天)を、ウツェ大殿の周囲に立つ12の建物は東勝神洲などの四大部洲と八小部洲を象徴している。また、塔の周りに金剛杵を架け、108基の小さな塔を形成し、各杵の下に舎利を置き、仏法の堅固さを象徴している。また、護法神殿、僧舎、経堂、倉庫などの他の建物もある。寺院を囲む直径336m、高さ4m、厚さ1.2mの長壁は鉄囲山をそれぞれ表現している。
サムイエ・ゴンパ図
このうち、ウツェ大殿は、ツオ・ラカン、正門「東門」からツォ・ラカンに続く甬道、建物の周囲を巡る大道の3つの部分で構成されており、メインとなるツオ・ラカンはチベット、インド、中国の建築様式を取り入れた3階建ての仏閣。1階には長方形の経殿と正方形の仏殿があり、仏殿には釈迦全尼像が納められている。2階は仏殿、ダライ・ラマ理所、前庁からなり、大日如来像が安置されていて、サムイエ・ゴンパの全体を描いたすばらしい壁画も残されている。3階からは金剛宝座をかたどった5つの屋頂を見ることが出来ます。
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