カロー・ラ氷河/卡诺拉冰川kărelã bingchuăn

カローラ氷河/卡诺拉冰川kărelã bingchuăn

 

 ラサとシガシェを結ぶ街道の中継地ナンカルツェを出発し、ギャンツェ、シガツェ方面に向かう途中に、美しい高い山風景の中を高度を上げてゆく。やがて山々は万年雪を頂くようになり、もう少し走ると、道の左右にひときわ美しい山が現れる。ギャンツェを目指す進行方向右(北側)がノジンカンツァン。この山の麓に位置する峠が標高5039mのカローラです、(ラはチベット語で「峠」)などがあり、チベット旅行が激増している有数の人気ルートである。

 氷河の全長は約9.5キロメートル、氷河のふもとにはチベット仏教の聖地であるノジンカンツァン(乃欽康桑雪山)の頂から峠に向かって延びており、晴れた日には、空の青、雲と氷河の白、地面に生える草の緑のコントラストがとても美しいので、信仰と自然が一体となった景観を作り出している観光ハイライトでしょう、カロラ氷河を訪れる際は、その儚くも力強い美しさを体感するとともに、自然への畏敬の念を忘れずに旅してほしいと思います。

 

カロー・ラ氷河(卡若拉氷河)

カロー・ラ氷河(卡若拉氷河)

 

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