ノルブリンカ/罗布林卡luóbù línkă
ノルブリンカはラサ市西郊に位置する、ダライ・ラマ7世が1740年代に造営を始めたもので、完成後はチベット暦の4月から9月までの間、ダライ・ラマの夏の離宮として利用された。
チベット最大の人造庭園であり、敷地面積36万平方メートルの広大な庭園です、ケルサン・ディキエル・ポタン、チェンセル・ポタン、ケルサン・ポタンなど、歴代のダライ・ラマが建てたいくつもの離宮がある。
中に最大の見どころは、ダライ・ラマ14世が実際に生活していたタクテン・ミギュ・ポタン(達旦明久頗章)チベット語で「永劫不変の宮殿」を意味する。1956年に竣工した離宮だが、チベット様式の外見とは異なり、トイレ付きのシャワールームを設けるなど、内部はかなり近代的な造りになっているし、ロシアから贈られたラジオやインドのネール首相から贈られたレコードプレーヤーなども飾られており、ダライ・ラマ14世のモダンな一面が見て取れる。
ノルブリンカ庭園
また、チベットの歴史を描いた壁画や漢蔵融合の建築様式が際立ちます。合計374室の部屋が配置され、チベット建築の精華を体現。漢式庭園の要素(池や亭閣)も取り入れられ、「ラサの頤和園」と例えられるまた、ショトン祭(チベット暦6月末から7月中旬の期間)には、ここで長時間にわたってアチェ・ラモ(チベット・オペラ)が上演され、チベット観光として、世界中から集まった多くの人でにぎわいを見せる。2001年には「ラサのポタラ宮歴史的遺跡群」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
ノルブリンカ観光1-2時間